アニメーションチャートの作り方
PowerPoint を使う.
単一スライド内でアニメーションを凝ることもできるが,複数スライドで「画面切り替え」で構成していくのがシンプルで良い.
ポイントは,スライド間で動かす図形の ID を一致させること.これを守っていれば,移動や拡大縮小だけでなく,正方形を円にすることもできる.
「自動的に切り替え」を使って,設定した秒でスライドが切り替わるようにするが,一般に,変形切り替えで時間を使うので,それにプラスして何秒か待ってしまうと流れが悪くなる.(よって「自動的に切り替え」を 00.00 に設定するのが良い)
キャプションの追加
これも PowerPoint を使う.
作戦は,画面全体の大きさの透過 PNG を作成して,iMovie でオーバーレイするというもの.キャプションの数だけスライドを作成することになる.画面全体の大きさの透過 PNG を作成するには,まず塗りつぶしなしの長方形をスライドぴったりの大きさで作成する.さらに,図形「星とリボン」の「横巻き」あたりを使用してキャプションをスライド中の所望の位置に配置する.
次に,長方形とキャプション図形を両方選択した状態で右クリックして,「図として保存」を選ぶと,画面全体の大きさの透過 PNG が作成できる.
この PNG を iMovie にドラッグ&ドロップするが,デフォルトでは KeeBurn エフェクトがかかってしまうので,これを「サイズ調整してクロップ」にすると動いたりサイズが変わったりしないキャプションになる.さらに,フェードを 0.5 秒ぐらいで設定すると自然な感じにキャプションが登場・消滅してくれる.